混乱と反省の日々

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help リーダーに追加 RSS たらいまわし・本のTB企画 第18回 『 心やすらぐ本 』

<<   作成日時 : 2005/11/10 21:39   >>

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恒例の「たら本」であります。ようやく参加叶いました。
主催はa daydreamのBryumさんであります。http://yaplog.jp/bryum/archive/276


さて、今回のお題は『心やすらぐ本』とのこと。これは簡単。いくらでも浮かびます。貧困に育児に部屋の整理で悩み、しかも無礼無反省なゴロツキ編集者への憤懣など、心乱れることの多い私としては、深夜の読書に気を静め、魂を穏やかに保つには一行の名文は家族の存在と知人の励ましの次に替えがたいものであります。

ペイネ『愛の本』
眺めるだけで心穏やかになるイラスト集です。

上田敏『海潮音』
30年来愛読している訳詩集です。愛唱する作品としては、L・D・リール「真昼」、ヴェルレーヌ「落葉」、クロアサン「秋」、などなどです。深夜にウィスキーを飲みながらよく口ずさみます。

黒田三郎『ひとりの女に』
戦後詩の代表的な作品のひとつです。黒田氏が著書の中でしばしば言う、「詩は不幸な人間が書くものだ」という主張には、深く同感いたします。

岩成達也『中型製氷機に関する連続するメモ』
日常のありふれたものへの冷徹な執着と緻密な分析、そして愛情を感じさせる、無感動が感動的な詩集です。

江戸川乱歩『人間椅子』
乱歩というと怪奇というイメージが強いようですが、実はこういうユーモラスな作品もとても多い。笑いを深く理解しているからそこ、恐怖や戦慄を描けるのでありましょう。

『易経』
示唆と発想に富む千変万化の解説書であります。迷い苦しむ時に、正しい方向を示してくださる転機の書です。

山本常朝『葉隠』
誤解されることが多い書物ですが、読み重ねるほど味わい深く感じられます。決して優等生的な人生訓ではないところが同感を呼びます。偏見を偏見として納得することの意義を教えてくれます。

森下裕美『荒野のペンギン』
『ヤングジャンプ』に連載された連作マンガです。最近は四コマ漫画ばかり描いている作者ですが、こうした心穏やかになるストーリーマンガが身上だと思います。

諸星大二郎『孔子暗黒伝』
ラストの「ヒラニア・ガルバ 何を 夢見ている?」「…世界を」という対話が感動的です。

ほかにも心やすらぐ作品はいろいろありますが、今後のためにとって起きたいと思います。ご無礼。


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タイトル (本文) ブログ名/日時
たらいまわし・本のTB企画(18) 心やすらぐ本
心やすらぐとは深いテーマですね。得ようとしても得られない。得たと思えばすり抜け... ...続きを見る
てらブログ
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たらいまわし・本のTB企画 第18回 『 心やすらぐ本 』 とは?
たらいまわし・本のTB企画第18回の主催は、Bryumさん。 お題は◆『心やすらぐ本』とは?です。いつもお忙しいBryumさん、ありがと〜。私も皆さんのおススメの本が知りたいです。(*^。^*) ...続きを見る
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2005/11/12 01:18
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第18回 たらいまわし・本のTB企画 ...続きを見る
イーライがやって来た
2005/11/12 11:40
たらいまわし・本のTB企画「第18回 心やすらぐ本」
きましたたら本!今回のたら本の主催者はa daydreamのBryumさんです。もう18回目なんですね~。overQさん作成のバナー今回も素敵です♪ 気になる今回のお題は「心やすらぐ本」ということです。 読書はもちろん、映画を観たり、音楽を聴いたり、釣りをしたりと自分の好きなこと.. ...続きを見る
あいらブックス!
2005/11/15 00:58
たらいまわし本のTB企画第18回「心やすらぐ本」
出遅れましたがたら本です。 今回の主催は「a daydream」のBryumさん、「心やすらぐ本」というお題を出してくださいました。 Bryumさん、ありがとう♪ ...続きを見る
イタリアごろごろ猫記
2005/11/15 06:11

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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
さすがに凄い読書量。恐れ入ります。私の愛読書は、『レオン』。ブラックジョークはさておき、今吉川英二の『三国志』を読み始めました。今回で7回目です。張飛と関羽が好きな私は、あの二豪傑に会いたくて、どうしても手にしてしまう、故郷のような本です。
沢里尊の言葉のプロレス
2005/11/11 00:15
>沢里さん
コメントありがとうございます。
>『三国志』
ううむ。「今に読んでみよう」と思いながら、いつしか25年が経ってしまいました。あれほどの長編、しかも名作なので、うかつに手を出せないという変な思い込みがあります。よし、来年こそはページをめくってみることにいたします。
多摩のいずみ
2005/11/11 13:45
多摩のいずみさん、こんばんは。
いつもながら、さらりと挙げてらっしゃるけれど心惹かれる本がいっぱいです。
ペイネの「愛の本」は私も持ってます。優しい恋人たちの風景に心暖かくなります。
>上田敏『海潮音』は、以前多摩のいずみさんに教えてもらったルコン・ド・リールの「真昼」、
けふつくづくと眺むれば・・から始まる クロアサン「秋」、
美しい情景が心の中に広がるような詩で、あの後、ノートにも書き写しました。(感謝してます。)日本語訳も素晴らしいですね。
>江戸川乱歩の「人間椅子」
江戸川乱歩は今読み返してみると、子供の頃を思い出したりしてそれも楽しいです。本の中を浮遊する感じ?です。
そんな時間が大好きです。
ワルツ
2005/11/12 01:17
>上田敏
“山のあなたの空遠く「幸い」住むと人のいう”ですね(*^^*)
あ、これは上田さんの詩ではなく、翻訳ですけど。
あとは江戸川乱歩しかわからない(^^;
乱歩は、今、映画公開中ですよね。
http://www.rampojigoku.com/index2.html
>心乱れることの多い私
私なぞは若い頃から長いものに巻かれすぎて
最近ではもう本当の自分がどこにいるのかさえ
わからなくなっていますが、
多摩のいずみさんは戦っていらっしゃいますものね。
LIN
2005/11/12 10:04
>ワルツさん
コメントありがとうございます。
>私も持ってます
感激であります。私はペイネの30年来のファンなのですが、なかなか知っている人がいなくて失望していましたが、尊敬するワルツさんがお持ちとは、本当に嬉しい気持ちでいっぱいです。
>感謝してます
とんでもない。ただ上田博士の訳が素晴らしいだけです。恐縮です。
>本の中を浮遊する感じ
まさに読書の楽しみですね。
多摩のいずみ
2005/11/13 07:49
>LINさん
コメントありがとうございます。
よく乱歩のことを話題にすると、「暗い」「不気味」「怖い」などと言う人がいますが、誤解もはなはだしいと思います。もっと乱歩の楽しさ、奥深さは世に知られてよいと思います。
>戦って
いえいえ、米軍相手に棒切れで立ち向かうようなものです。勝つ見込みの無い市街戦です。それでも、戦い続けなくてはなりません。つらいです。
多摩のいずみ
2005/11/13 07:53
多摩のいずみさん、こんばんは!
江戸川乱歩そろそろ挑戦してみようかと思っています。
『人間椅子』は藤井隆主演ドラマでチラと見たような。
『荒野のペンギン』は読んだ事ないのですが、森下裕美さんのお名前に覚えがあるような・・・と思っていたら『少年アシベ』の作者さんでしたね^^
みらくる
2005/11/15 01:03
>みらくるさん
コメントありがとうございます。
実は私も、乱歩はそれほどたくさん読んでいるわけではないのです。ただ、以前読んだ『人間椅子』や『屋根裏の散歩者』、『一寸法師』などがあまりに印象深く、いつかは全集に手をつけてみようと思っている次第です。
>『少年アシベ』の
森下氏は本当に、最近は四コマ作品ばかりのようで、こちらも結構好きなのです。とくによく読むのが、『ここだけのふたり』です。また「毎日新聞」連載の『ウチの場合は』は、ネットで毎日読んでおります。
多摩のいずみ
2005/11/15 02:08

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